警察の階級について

警察は警察官の規律を重要視し、緊急事件が起こったときにすぐにその場にいる最も位の高いものが指示を出せるように階級制がとられています。

◯警察庁 長官
他の省庁の大臣、長官同様内閣に近い位置にいて政府の指示を的確に警察庁にあたえる職を担います。警察庁長官は事実上日本警察のトップになります。

◯警視総監
警視総監は警視庁の警察本部長で日本の首都、東京の警察の本部長として最も高い位になっています。

◯警視監
警視庁を除いた政令指定都市のある9府県の本部長はこの警視監。20人ほどになります。

◯警視長
警察法施行規則にはこの警視長(警視正を含む)は545人と決められています。小さい県警本部の本部長にはこの警視長が就きます。

◯警視正
巡査から警視まで所属は各都道府県の地方公務員ですが、警視正は所属が国家公務員となります。大きな警察署の署長はたいがい警視正になります。

◯警 視
警視とは小さい警察署で署長の階級にあたります。

◯警 部
警部は、警部補合格より4年の事務の実務経験を経て昇級試験の受験資格が得られます。昇任試験合格後警察大学校で講習を受けます。

◯警部補
警部補は昇任試験合格後警察大学校で講習を受けます。この警察大学校とは一般大学、他の省庁のもつ大学(運輸省気象大学校、国税庁税務大学校など)の大学とは違い、外部からの受講生は一切受け入れず、一切が警察内部だけの教育機関となっています。  警察庁によって採用されるキャリアと呼ばれる国家公務員Ⅰ種試験合格者は採用後すぐにこの警部補になり、3ヶ月の初任幹部課程、9ヶ月間の警察署での実務の時点で警部に昇進します。

◯巡査部長
巡査部長昇任試験合格後は管区警察学校で6週間の講習を受け警察昇進の第一歩を踏むようになります。警察庁は国家公務員Ⅱ種試験合格者(準キャリアと呼ばれています)を毎年10名ほど採用し、採用者はこの巡査部長からスタートするようになります。

◯巡査長
巡査経験の長いものに、配卒後十年をめどに巡査部長になれない場合与えられます。

◯巡 査全国都道府県の警察官採用試験を受けて警察官になった人は全員この巡査からスタートします。全国都道府県の警察官採用は大卒、短大卒、高卒と三つに分けて採用しすべての人が警察学校卒業後、巡査として配卒されます。